• ア　標高3,000メートル級の峰々が連なる北アルプスを貫いて、日本海沿岸の富山と信州の大町間を結ぶ、全線約90kmに及ぶ壮大な「立山黒部アルペンルート」をロープウェイやトロリーバスなどを乗り継いで通り抜ける周遊型のきっぷです。
• イ　アルペンルートまでは、往復とも特急列車の普通車指定席を利用できます。（一部区間は東海道新幹線の普通車指定席、北陸新幹線の普通車指定席を利用）。

ひだコース（高山線・中央線経由タイプ）

（単位：円）

（※１）は東海道・山陽新幹線利用区間

しらさぎコース（北陸新幹線・中央線経由タイプ）

（単位：円）

（※２）は北陸新幹線利用区間

京都市内発・大阪市内発・神戸市内発・姫路発コース（北陸新幹線・中央線経由タイプ）

（単位：円）

（※１）は東海道・山陽新幹線利用区間
（※２）は北陸新幹線利用区間

京都市内発・大阪市内発・神戸市内発・姫路発コース（北陸新幹線往復タイプ）

（単位：円）

（※１）は山陽新幹線利用区間
（※２）は北陸新幹線利用区間

ひだコース（高山線・中央線経由タイプ）

しらさぎコース（北陸新幹線・中央線経由タイプ）

京都市内発・大阪市内発・神戸市内発・姫路発コース（北陸新幹線・中央線経由タイプ）

京都市内発・大阪市内発・神戸市内発・姫路発コース（北陸新幹線往復タイプ）

(1)乗車可能列車・設備
（別に定める車内での取扱いを除く。）

〇：ご利用になれます　▲：乗車券部分のみ有効（別途、料金が必要）
×：運賃・料金券が別途必要

以下に記載されていない列車・座席はご利用いただけません。（乗車する際は別途運賃・料金が必要です。）なお、発駅または着駅に特定都区市内の表記がある場合は、当該都区市内では、乗車券として有効です。

東海道・山陽新幹線

• １　往路または復路の北陸新幹線経由の経路上では、発駅～京都間はご利用いただけません。
• ２　往路または復路の北陸新幹線経由の経路上では、京都・新大阪間はご利用いただけません。
• ３　京都・新大阪間はご利用いただけません。
• ４　S Work車両（S WorkPシート含む）、お子さま連れ車両はご利用いただけません（利用する場合は乗車区間の所定運賃・料金が必要）。

北陸新幹線

在来線特急列車・急行列車

• １　往路・復路それぞれ１回乗車できます（松本・塩尻で乗継の場合も同様となります。）。この他、中央線を経路に含む場合、全車指定席の特急「あずさ」号の普通車指定席も指定席の利用回数には含めずに、ご利用いただけます。
• ２　寝台は「Ａ・Ａ個・Ｂ・Ｂ個」のこと。

（注）指定席利用が可能な区間以外で特急列車の指定席に乗車する場合は、乗車区間に対する所定の指定席特急料金をいただきます。

快速列車・普通列車・ホームライナー

• ４　東海道・山陽新幹線のご利用を指定している区間はご利用いただけません。

（注）ハピラインふくい線、ＩＲいしかわ鉄道線、あいの風とやま鉄道線は、ご利用になれません。

① 途中下車

以下のア～ウについて、後戻りしない限り、何度でも途中下車できます。その他の駅では途中下車はできません。途中駅で下車した場合は、乗らなかった区間は無効となり、再度乗車することはできません。

• ア　ひだコース（高山線・中央線経由タイプ）
  高山線（岐阜～飛驒古川間）、中央線（中津川～洗馬間）、大糸線（信濃大町～松本間）で取り扱います。
• イ　しらさぎコース及び京都市内発・大阪市内発・神戸市内発・姫路発コース（北陸新幹線・中央線経由タイプ）
  中央線（中津川～洗馬間）、大糸線（信濃大町～松本間）、北陸新幹線（金沢）で取り扱います。
• ウ　京都市内発・大阪市内発・神戸市内発・姫路発コース（北陸新幹線往復タイプ）
  大糸線（信濃大町～糸魚川間）、北陸新幹線（金沢）で取り扱います。

(2) アルペンルート内

ルート内は「かえり」の券片により次の通り、乗車いただきます。
なお、「ゆき」の券片は、アルペンルートの入口駅（富山または信濃大町）で回収いたします。

① 信濃大町～扇沢のバス

信濃大町、大町温泉郷、日向山高原及び扇沢停留所で、乗車経路、乗車回数に関係なく自由に乗降できます。

② 扇沢～立山間のトンネル電気バス、ロープウェー、トロリーバス、ケーブルカー、バス

乗車経路、乗車回数に関係なく自由に乗降できます。
この場合、扇沢駅又は立山駅の出札窓口で「かえり」の券片を提示のうえ、当該区間乗車用の「乗車整理票」の交付をお受けください。
（注）11月11日～30日の期間、美女平～室堂間の路線バスは、美女平、室堂以外のバス停には停車しません。

③ 富山地方鉄道線

• ア　電鉄富山～立山間（特急列車の自由席を含む。）を乗車回数に関係なく自由に乗降できます。
  不二越・上滝線もご利用いただけます。
  （注）寺田～宇奈月温泉間は乗車できません。
• イ　特急列車の指定席に乗車する場合は、無割引の自由席特急料金を収受しているものとみなし、指定席への変更の取扱いができます。別に座席指定料をお支払いください。
• ウ　富山地方鉄道線の電鉄富山駅、寺田駅、立山駅、宇奈月温泉駅において、「立山黒部アルペンきっぷ」を呈示すると、寺田～宇奈月温泉間が通常と比べて約２割引になる往復の割引乗車券を購入できます。（特急列車の自由席にもご乗車になれます。特急列車の指定席にご乗車の場合は、座席指定料を別途お支払いください。

(3) 乗車変更

• ア　有効開始日の変更（使用開始前1回限り）及び乗車列車の変更（指定列車出発時刻まで1回限り）を除き、乗車変更の取扱いはいたしません。
• イ　乗り越した場合は、別途、乗車区間に必要な運賃・料金をいただきます。
• ウ　指定された列車に乗車後、グリーン車をご利用になる場合は、車内において空席があり、運輸上支障がないと認められる場合は、グリーン車所定の料金をお支払いいただき、グリーン車への変更の取扱いをすることができます。
• エ　往路または復路で、既に指定席の交付を１回分受けているため、自由席に乗車している場合で、車内において空席があり、運輸上支障がないと認められる場合は、無割引の自由席特急料金をいただいているものとみなして、指定席へ変更することができます。

(4) その他

• ア　「ゆき」券片は「かえり」券片が伴っている場合に限り有効です。
• イ　本きっぷに対して、他の割引との併用はできません。
• ウ　アルペンルートに関する詳細は立山黒部アルペンルートオフィシャルガイドをご覧ください。
• エ　ＪＲの主な駅では、自動改札機をご利用になれます。途中下車駅においては、係員のいる通路をご利用ください。

(1) 交付

ご乗車前に、発売箇所の窓口で、指定席をご予約ください。かえりの列車が未定の場合は、アルペンルートを抜けた先のＪＲの主な駅の窓口で指定席のご予約ください。（指定席券売機はご利用いただけません。）

(2) 希望の列車が満席の場合

利用になれる対象列車の普通車自由席に乗車可能です。この場合、指定席特急料金と自由席特急料金の差額は払い戻しません。

(3) 指定列車の出発時刻以前に他の列車に乗車した場合
※指定席券未交付で乗車した場合も含む

利用になれる対象列車の普通車自由席にご乗車になれます。この場合、指定席特急料金と自由席特急料金との差額の払戻しはいたしません。また、利用になれる対象列車にご乗車後、車内において空席があり、運輸上支障がないと認められる場合は、普通車指定席にご乗車になれます。

(4) 指定列車に乗り遅れた場合

当日の後続の特急列車に乗車する場合、普通車自由席に限り乗車の取扱いを行います。
指定された乗車日の翌日以降の日に、利用になれる対象列車に乗車する場合、乗車券部分のみ有効となり、別に特急券（グリーン車をご利用の場合は特急券＋グリーン券）の購入が必要です。

発売箇所に限り、取り扱います。

• （注１）払い戻すきっぷの発行箇所によらず、払い戻すきっぷの発売箇所で取り扱います。
• （注２）下線部分の払戻手数料（指定席券片ごと※）は次の通りです。
  • 指定列車出発日の２日前まで・・・340円
  • 指定列車出発日の前日から列車出発時刻まで・・・無割引の指定席特急料金×30％（ただし最低340円）
  • 指定列車の出発時刻以降・・・無割引の指定席特急料金

• 北陸新幹線（敦賀～富山間）と「しらさぎ」又は「サンダーバード」とを敦賀駅で乗り継ぐ場合は、指定券毎に手数料を計算せず、乗継前後の指定券を１枚の指定券とみなして計算します。その場合の出発時刻は、先に出発する指定列車の出発時刻を基準とします。
• 金沢駅で途中下車せずに列車を乗り継ぐ場合は、指定券毎に手数料を計算せず、乗継前後の指定券を１枚の指定券とみなして計算します。その場合の出発時刻は、先に出発する指定列車の出発時刻を基準とします。

(1) 旅行開始前

有効期間開始前または有効期間内かつ未使用の場合に限り、次により取り扱います。

発売額－220円（運賃の手数料）－「ゆき」及び「かえり」の各列車の料金の手数料（指定券未交付の場合は、１個列車につき340円）

(2) 旅行開始後

有効期間内の場合に限り、次により取り扱います。

① ｢ゆき｣券片

旅行中止による払戻しはしません。

② ｢かえり｣券片

未使用の場合に限り、次により払い戻します。

発売額－220円(運賃の手数料)－ゆきの無割引の運賃・指定席特急料金－かえりの各列車の料金の手数料（指定券未交付の場合は１個列車につき340円）

(3) 運行不能・遅延等の場合

① ＪＲ線

無割引の運賃及び料金を収受しているものとして、旅客営業規則の定めにより、発売額を限度として払い戻します。

• 払戻しの期限は、払戻しの原因となった事故等が発生した日の翌日を１日目として、１年以内です。

② アルペンルート内の各交通機関

運行不能を理由に旅行を取りやめる場合は、無賃送還の取扱いを行い、発売額全額を払いもどします。ただし、旅行を継続する場合は、無賃送還の取扱いは行わず、アルペンルート内の各交通機関の運賃及び「かえり」のＪＲ線の運賃・料金を払い戻します。

• 払戻しの期限は、払戻しの原因となった事故等が発生した日の翌日を１日目として、１年以内です。

きっぷに含まれるＪＲ線（連絡運輸の取扱いをしている私鉄を含みます）以外の交通機関については、「紛失再発行」の対象にはならず、なくしたきっぷが発見された場合でも、きっぷの払戻しはいたしません。

きっぷをなくされた場合の取扱いなど、その他のご利用条件の詳細については、「お得なきっぷのルール」にて必ずご確認ください。

• なお、本ページにのみ記載されているこのきっぷ特有のルールは、「お得なきっぷのルール」より優先されます。
  ご不明な点は、駅係員等におたずねください。